【実体験】抜歯矯正のメリット・デメリット|必要な理由と後悔しないためのポイント

矯正

こんにちは!たせちゃです。

「矯正はしたいけど…抜歯って本当に必要なの?」
「抜歯って痛い?」

私も矯正を始める前、これが一番の不安でした。実際に4番の歯を抜歯してワイヤー矯正を始めて、痛み・見た目の変化・気持ちの揺れ…いろいろ経験しました

この記事は以下のような人におすすめです!

  • 矯正に抜歯が必要な理由が知りたい
  • 抜歯をした方がいいのか悩んでいる
  • 抜歯のメリット・デメリットが知りたい

今回は、抜歯矯正のメリット・デメリットをまとめ、実際に抜歯して感じたリアルも交えて紹介していきます。私の経験が少しでも参考になれば幸いです。

結論:私は抜歯矯正をして約1年。やって良かった?

現時点でやってかった!と思っています。

カウンセリングに行った2件ともで抜歯が必要と言われ、抜歯をすることに決めたものの、健康な歯を上下4本抜くのには少し戸惑いはありました。

実際、抜歯をした後に「きれいな歯だね!」と何気なく言われたとき、もったいないことしちゃったかな…と思ったこともありました。
それでも矯正を始めてみると、徐々に口元が変化していく経過を見たり
噛み合わせが良くなることで将来的に健康な歯を目指せると知ったことから
やってよかった!と思うようになりました。

やはり、最初は戸惑いました。抜歯そのものが怖いという方もいるかもしれません。
そんな方のために、今回は抜歯に注目してみます。ワイヤー矯正の方も、マウスピース矯正の方も参考になると思います!

抜歯矯正とは?どんなときに必要?

その名の通り、抜歯をして歯並びを整える矯正です。

  • 歯が並ぶスペースが足りない
  • 口元の突出感を引っ込めたい
  • 上下の噛み合わせのバランスを整えたい

このような場合に必要になります。ひとつずつ、説明します。

歯が並ぶスペースが足りない

顎の骨が小さいなどの理由で歯が並ぶスペースが足りないと、歯がガタガタと並んで見えることがあります。このような場合には、必要に応じて抜歯をし、スペースを作った上で歯並びを整えていきます。

口元の突出感を引っ込めたい

よく、Eラインという言葉を耳にすることがあると思います。鼻先と顎の先を結んだ線上に唇がつかないと綺麗とされています。

鼻先と顎の先を結んだ線上からはみ出していると、いわゆる口ゴボ(上下顎前突)や出っ歯(上顎前突)といわれる状態です。こちらも、顎の骨が小さかったり、顎に対して歯が大きかったりとさまざまな要因があります。口元を引っ込めるために歯が入り込むスペースを作る必要があり、抜歯することがあります。

上下の噛み合わせのバランスを整えたい

受け口の場合も、歯を抜いて揃えることがあります。ただし、抜歯だけでは揃えるのが難しいと判断された場合には、外科的な治療を必要とすることもあるようです。

私の場合は、

  • 上顎の前歯が前突している
  • 下顎の歯が収まるスペースが不足している

との診断でした!

抜歯矯正のメリット・デメリット

なぜ抜歯が必要かがわかったところで、気になるのがメリット・デメリットですね。先に全てお伝えします。

メリット

  • 口元がスッキリする
  • 歯並びが後戻りしにくい
  • 噛み合わせが整う

デメリット

  • 抜歯後に痛み・腫れがある
  • 治療期間が長くなる
  • 一時的に見た目が気になる
  • 抜歯への心理的ハードルがある

ひとつずつ、説明します。

メリット① 口元がスッキリする

抜歯してスペースができる分、前歯が自然に後退してEラインが整います

私は矯正を始めて1年ですが、少しずつ口元が下がってきています!

メリット② 歯並びが後戻りしにくい

無理に調整するよりも、抜歯をすることで1本1本の歯が収まるスペースをしっかり確保することができ、矯正が終わった後もきれいな歯並びを維持しやすくなります。

矯正歯科の先生から後戻りがあると聞いたときは驚きました…。せっかくお金をかけて矯正するなら、少しでも綺麗な状態を維持したいですね。

メリット③ 噛み合わせをしっかり整えられる

見た目だけでなく、「奥歯でしっかり噛める」「顎の負担が減る」など機能面にも良いメリットがあります。

デメリット① 抜歯後の痛み・腫れがある

抜歯直後は じんわり痛む・噛めない・腫れる などが起きやすいです。

私は、抜歯当日は麻酔が切れた頃からじわじわと痛みがありました。そのため、当日は痛み止めを飲んで過ごしました。人によっては、1週間程度続くこともあるようです。

ちなみに、当日は食事は柔らかく咀嚼が必要ないご飯にすることをオススメします!矯正中のご飯が参考になるかと思います。

デメリット② 治療期間が長くなることがある

抜歯をした分大きなスペースを閉じるのに時間がかかるため、非抜歯より治療期間が長くなるケースがあります。また、抜歯をすることで治療開始は遅くなります。

デメリット③ 一時的に見た目が気になる

抜歯をすることで空いた隙間は少しずつ埋まっていきます。どうしてもその途中経過で少しアンバランスになるなど、見た目が気になることもあります。気になる方はマスクをしたりと工夫が必要ですが、改善のために必要だと耐える時期かもしれません…

私も今現在、すきっ歯になっています。写真を撮る時に少し気になりますが、治療経過として残しています。1ヶ月でも大分変わるので面白いです!

デメリット④ 抜歯への心理的ハードル

みなさんは抜歯と聞いて何を思い浮かべますか?
私は怖さ痛みでした。特に麻酔から始まり、抜歯そのもの、抜いてすぐ、麻酔がきれてからと次々に変化する状況を耐えられるかという不安がありました。
加えて、現時点で健康な歯を抜くことにも少し抵抗があったのも事実です。
ネットで抜歯のことをたくさん調べて不安を助長させてしまっていました。

これだけはお伝えしておきたいです。

最後に決めるのは自分です。人から聞いたり、調べたり、情報はたくさん手に入れられます。それで不安になることもあると思います。納得いくまでしっかりと考えて、後悔しない選択肢をとっていただきたいです!

その決断のために、何件かカウンセリングを受けてみるのも良し、周りの経験者に聞くも良し、だと思います。

どんな人に向いている?向いていない?

メリット・デメリットを踏まえてどんな人が抜歯矯正に向いているか考えてみました。

向いている人

  • 口元をスッキリさせたい
  • がたつきが大きい
  • 後戻りを防ぎたい
  • Eラインを綺麗にしたい

私の個人的見解です。私が抜歯をすることを決めたポイントです!

向いていない人

  • 抜歯の痛みやストレスがどうしても無理
  • がたつきが少ない

本当に必要かどうか迷っているときは、医師に相談してみてください!

まとめ:後悔しないためのチェックポイント

  • 担当医に「なぜ抜歯なのか」理由を聞く
  • 抜歯→スペース閉鎖の流れを理解しておく
  • 痛みや見た目の変化は“期間限定”と知っておく

抜歯矯正はデメリットもありますが、キレイに並ぶ仕上がり・横顔の変化・後戻りのしにくさ などのメリットもあります。

最終的には、「なぜ抜歯が必要なのか」を歯科医にきちんと説明してもらうことで納得して治療を進められると思います。みなさんの矯正ライフが少しでもよくなることを願っています!

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