「矯正中に虫歯ってなるの?」
「矯正中の虫歯治療ってどんな感じ?」
普段から気をつけていても、矯正中は虫歯になりやすくなります。

この記事は以下のような方におすすめです!
- 矯正中の虫歯治療の流れを知りたい
- 矯正中の虫歯の予防法を知りたい
今回は、実際にワイヤー矯正を始めて約1年の私が、矯正中の虫歯のあれこれについて説明していきます。(ちなみに、まだ虫歯にはなっていません)
矯正中に虫歯はできやすい?
矯正中に「虫歯にならないように、気をつけてね」と言われた経験はありますか?想像ができるかもしれませんが、普段よりも虫歯になりやすい傾向にあります。理由は以下の3つ。
ひとつずつ、説明します。
ワイヤーやブラケットで磨き残しが増える
ワイヤーやブラケットがつくことにより、凹凸がふえます。そうすると、通常の歯磨きでは汚れが取りきれません。凹凸に合わせて、口腔ケアグッズを使いながら丁寧に歯磨きをしましょう。おすすめグッズはこちら
歯並びが動く過程で隙間に汚れが溜まりやすい
矯正中は常に歯並びが変化していきます。その中で隣接する歯の隙間が開いて汚れが溜まりやすくなったり、反対に隙間が埋まって溜まった汚れが取れにくくなったりします。どちらにしても磨きにくさがでてしまいます。
甘い飲み物・間食の増加
矯正中は痛みや咀嚼するものが食べられない影響で、柔らかいものを食べる機会が多くなります。そうすると咀嚼が少なくなり、お腹が空きやすくなることがあります。その場合、間食が増え歯が常に食べ物にさらされていることになります。
また、野菜不足を補うために飲む野菜ジュースに糖分が多く含まれています。この糖分が原因で虫歯になりやすくなります。
虫歯ができた場合の治療の流れ
①矯正歯科で発見されるケースが多い
虫歯は月に1回の通院でみつかることが多いです。その他、定期的な歯科での健診時に発見されることもあるでしょう。
虫歯が見つかったら、どの程度の虫歯であるかを検査します。そして、矯正装置を外さずに治療できれば治療開始となります。ワイヤーやブラケットを外す必要があれば、装置を外してから治療へ進みます。
一般歯科で虫歯治療
いよいよ虫歯の治療開始です。基本的に、一般歯科での治療となります。矯正歯科でも虫歯治療ができるところもあります。虫歯の程度により、治療法や期間はかわってきます。
軽度の虫歯であれば、期間への影響はほぼありません。大きな虫歯の場合は期間がかかるとともに、歯を削ることにより歯の形がかわり、治療計画が変更になる可能性もあります。
治療完了後、再度ワイヤーを装着して矯正を再開
無事に治療が完了すれば、外していた装置を再度装着して矯正を再開できます。このとき、追加で装着料がかかるケースもあります。
まとめ:矯正中の虫歯を防ぐコツを知ろう
矯正中に虫歯になっても、適切な時期に治療をすれば歯を抜かずに治ります。
とはいえ、虫歯にならないことが一番です。矯正中は虫歯になりやすいということを念頭に置いていつもより念入りに歯磨きをしましょう。
毎食後の歯磨きが望ましいですが、仕事をしており昼に歯磨きができないひともいると思います。その場合は、食後すぐうがい・洗口液や歯磨きシートの活用も視野に入れましょう。
どちらも、持ち運びに適したグッズです。これらの便利グッズを活用して虫歯対策をしてみてください。この記事が矯正中の虫歯について不安・疑問を抱いている方の参考になれば幸いです。
ここまでご覧くださり、ありがとうございました!


