妊娠初期・中期・後期でどう変わる?|矯正の続け方

妊娠

こんにちは!たせちゃです。

妊娠しているけど、矯正を始めたい。」
矯正をしているけど、妊娠しても大丈夫かな?

と心配になっている方がいるかもしれません。

この記事は以下のような方におすすめです。

  • 妊娠中で矯正を始めようか迷っている
  • 妊娠してから矯正を続けることに不安を感じている

今回は、実際に体験してわかった、妊娠と矯正についてまとめたいと思います。

私の状況としては、抜歯後をしてワイヤー矯正中に妊娠・出産をしました。この経験が少しでも参考になれば嬉しいです。

妊娠中の矯正は続けられる?歯科医師から言われたこと

基本的には、継続することができます。

ただし、レントゲンや抜歯などは注意が必要で医師の判断になります。

私が通院しているところでは、精密検査のためのレントゲンや抜歯が控えていた矯正し始めのころは、妊娠はしないようにと言われていました。そのため、少し状況が落ち着いた頃から妊活を始めました。

また、「妊娠したらすぐに教えてね」と言われていたので産婦人科で心拍が確認できた次の定期受診の際に、歯科医師に報告しました。

妊娠初期・中期・後期でどう変わる?

妊娠してからすぐ〜4カ月までを初期、5カ月〜7カ月までを中期、8カ月からを後期と呼んでいて、この時期によって身体の状況が違います。それぞれの時期にどのようなことがあったかを紹介します。

妊娠初期

妊娠がわかってすぐごろから、つわりが始まりました。私は、食べづわり、匂いづわり、あと少しだけ吐きづわりがありました。そのため、基本的に気持ちが悪い時間が多くなりました。

特に歯磨き粉の匂いが無理になり歯磨きの時間は苦痛でした。歯磨きは夜の1回のみ、朝・昼はマウスウォッシュでのうがいと歯間ブラシの使用のみとなっていました。そのときのことは、こちらの記事で詳しく書いています。

食べ物は肉がダメになり、ミンチや肉団子・魚などを食べていました。たまたま、矯正中で痛くても食べやすい食材が食べられたのでご飯のラインナップはいつもと変わらずでした。

妊娠中期

胎盤が完成し、「安定期」と呼ばれる時期に入ることもあり、つわりも落ち着いて比較的妊娠期間中で体調が良いことが多い時期です。

私も、つわりが落ち着いてからは日常生活も活気が出てお出かけが楽しめるようになりました。食事も普通に食べられていた気がします。相変わらず歯磨きは無理だったので朝は軽く、昼はうがいのみ、夜にしっかり磨くようにしていました。

妊娠後期

だんだんとお腹が大きくなり、動くことが辛くなってくるのが後期です。私は割と腰痛やお腹の苦しさに悩まされることはなかったので、中期と同じように過ごしていました。

ただ、お腹が張るようになってくると少し動いただけで張ることもあり、急いで準備などができなくなったので、余裕を持って行動するよう心がけていました。

また、「仰臥位低血圧症候群」と呼ばれる、妊婦が仰向けになると大きくなったお腹が太い血管を圧迫することで血流が滞り気分が悪くなる現象がよく起こるとされているため、矯正歯科でも椅子を倒す際や器具調整中に頻繁に体調を確認されることが増えました。

幸いなことに、矯正歯科で気分が悪くなることはなく通院できました。

このように、初期・中期・後期でそれぞれ違いますがその時期ごとに辛かったことがあります。つわり・お腹の張り・気分不良が私の中では辛かったこと3選に選ばれますね。

妊娠中でも矯正を安全に続けるポイント

実際に経験してわかった、ポイントはこちらです。

  • レントゲンがある時期を確認する
  • つわりの際は歯磨き粉を選んで使う
  • 通院日は無理せず余裕を持ってスケジュールを組む

レントゲンは、事前にいつ撮影するのか確認しておくことで、時期をずらすことができます。また、もし妊娠している場合はどうなるのかも一緒に確認しておくと良いでしょう。

歯磨き粉は、匂いづわりのある方は辛くなるかもしれません。少しお値段は張るかもしれませんが、自分にあう歯磨き粉を探してみてください。

最後に通院日のスケジュールですが、1日の最後に予約を入れると疲れたり気分が悪くなったりと通院ができなくなるケースがあるかもしれません。なるべく通院の予定のみにして身体に負担をかけないようにしましょう。
私の通院している矯正歯科はなかなか予約が取れず、逃してしまうと1カ月先になってしまうこともあります。それが重なると、期間が大幅にずれてきます。そうならないよう、慎重に予定をくむようにすると良いです。

妊娠中に矯正をして良かったこと

ここまで大変だったことなどを書いてきたので、前向きに検討できるよう、最後に妊娠中に矯正をして良かったことを3つ、紹介します。

少しでも早く進められる

矯正は時間のかかるものです。妊娠期間は約10カ月です。この期間、治療をすすめているのといないのとでは大きな差がでてくると思います。つわりなどでつらい期間もありますが、可能であれば妊娠中も治療を進めておくことで早く治療を進めることができます。

もちろん、辛い時期には歯科医師と相談して治療を一旦お休みしたり、ペースダウンすることはできると思います。不安な方は一度ご相談されることをおすすめします。ちなみに、私は出産の後に1カ月間はお休みをしていました。また、産後は子どものことで急にその日に通院できなくなることもあります。そのため、通院できる時には欠かさず通院しておくことをおすすめします。

写真を撮る機会が増える

ママになると、他の人に撮ってもらう写真が多くなります。そのときに、少しでも納得いく自分の姿で写れたら、嬉しいですね。特に子どもがちいさいうちは行事や写真スタジオで撮るようなずっと残る写真をとる機会が多くなるので、早めに始めておくに越したことはないです。

自己肯定感が上がる

写真の話とも被ってはきますが、自分の姿で少しでも自己肯定感を上げられれば、写真に写ったとき、鏡で自分の姿をみたときなどに気分を上げることができると思います。

自己肯定感が上がれば、ご機嫌でいられる時間が増え、子どもとの時間も充実した時間にすることができますね。

まとめ:妊娠中は自分の身体と向き合い無理せず

ここまでお話してきた通り、妊娠中でも一部例外を除き矯正治療は続けられます。

ただ、ご自身の体調に合わせて可能な範囲で続けることが必要です。心配なことがあれば、通院中の矯正歯科や周りの方、こちらのお問い合わせフォームからでも相談してみてください。

私は矯正をし始めるときには妊娠のことを考えていなかったので、実際に妊娠してから矯正と妊娠のことについて調べ始めました。レントゲンや抜歯には制限があることが多いですが、その他は問題なくできることから、「どうせ妊娠中はあまり出かけられないしその間に治療が進められていいかも?」と気づきました。

妊娠すると色々なことを考えないといけなくなり心配になる方もいるかもしれませんが、一つの経験談として、参考にしていただけると幸いです。

ここまでご覧くださり、ありがとうございました!

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